稽古内容

稽古内容

相手を想定した独り稽古である「形(かた)」の修練が稽古の大部分を占めます。入門当初からこの形稽古を繰り返すことになりますが、見かけはゆっくりで簡単そうに見えるかも知れません。体格や年齢、また男女差に応じて基本から無理なく手解きしていきますが、進めば進むほどその奥深さや愉しさ、手応えなどが実感されると思います。

まず入門当初は全国統一形である「全日本剣道連盟居合」(12本)で基本の習得に努めます。

続いて進度に応じて当流・無双直伝英信流を修練しますが、ここからは近代に制定された全国型の「全日本剣道連盟居合」に対して「古流」と呼ばれ、江戸時代の姿をそのまま伝えています。無双直伝英信流には数多くの「形」があり、変え技や番外を含めて50本あまり。

更に相手をつけて木刀などで打ち合う「組太刀」を随時併修しており、これが全部で50本を超えます。

また、太刀筋や斬味を確認するため、試斬も随時行っています。

これらはすべて表裏一体につながっており、体系的に術技と理合が修得できるようになっているのです。
お問い合わせ